受けている会社が通勤時間3時間かかりそうなんだけど、やっぱり3時間の通勤はきついかな?後から後悔するかな?
こんなお悩みを解決していきます。
- 通勤時間往復3時間がきつい理由
- 長時間通勤の口コミ
- 長時間通勤のデメリット
- 通勤3時間の会社に行く場合の対策
この記事を書いている僕はいままでにいろいろな通勤を試してきました。
徒歩、自転車、電車、車、そして通勤時間も20分~1時間40分まで経験したので、通勤の経験値はたくさんあります。
この記事では往復3時間の経験もとに書いているので参考にしていただけると思います。

まず前提として、僕はこの通勤3時間の会社へはすごく魅力を感じて入社しました。
しかし、僕は結局1年で「通勤時間を理由」に退職していますので、
それほど通勤3時間の影響は大きいということをまずお伝えします。
多くの方は転職先を決める際に、どうしても行きたい会社となると通勤時間を後回しに考えてしまいます。
最初に結論から伝えますが、通勤時間を悩んだ時点で「行かない方がいい会社」です。
通勤往復3時間がキツイ理由


それでは、なぜ通勤3時間はキツイのか実体験を含めながら紹介します。
僕は以下のような理由が原因で、長時間通勤を辞める決意をしました。
- 残業ができない
- 毎朝、暗い中の出社
- 通勤時にやる事がなくなる
- パニックになる
- 通勤の悩みが後から出てきた
- 通勤は変えられない
以上6つになります。
通勤3時間は、正直始めてみないとわかりません。
なぜなら、どうしても行きたい会社の場合、懸念点が見えてもプラスに変えようと勝手に考えてしまうからです。



僕も往復3時間なら、片道1時間通勤に30分時間がのびただけと当時は楽勝だと考えていました。
しかし結果、1年で退職ということになってしまったので、楽勝ではなかったんですね。
6つの項目を詳しく書いていきますので、1時間半通勤の会社に入る前に確認していきましょう。
①:残業ができない
まず1つ目は残業が出来ない、しづらいという事です。
僕は8:00~17:00の勤務体系の会社に勤めていました。
17:00に退社できた場合は会社を出て、自宅に19:00前に着くくらいの時間です。
次の日は早く起きるため19:00~20:00には家に着きたいと考えていると、残業がほとんどできない状況でした。
もともと残業は好きではないのでそれはそれで良かったのですが、
しかし、周りのみんなで残業するような繁忙期はお手伝いしたいという気持ちもありました。
でもそんな日でも次の日のことを考えると、極力早く帰宅したほうが良く、残業したくても出来ない。
そんな日々が続き、会社内でも肩身の狭い思いをしていました。
せめて30分通勤時間が短かったら、30分残業で手伝えるのにと、何度も思ったことがあります。
②:毎朝、暗い中の出社
冬の朝、暗い中で出社するって嫌ですよ。
やはり、太陽をあびて「1日やるか!」と体を起こしながら、1日をスタートさせたいモノです。
しかし、通勤時間1時間半の会社では朝6:00前に出発していたので、暗い中の出社が日常茶飯事でした。
夏の時期に、なんとか朝日が出てくるくらいの出社ができていましたが、日数的には多くなく。
なんども、なんども、『なんで暗い中出社して、暗い中帰ってくるんだ?』と考えたことがあります。
暗い時間に電車に乗って、駅を出たら明るくなっている。そんな毎日でした。
転職を考えている時期が、夏場なら要注意です。
夏場に冬の朝の暗さを感じれないですからね。
③:やることがなくなる
通勤時間3時間ともなるとやる事がなく、次第に苦痛になっていきます。
通勤3時間の会社に入社が決まったとき、通勤時間が遠いなとは感じていましたが、何とかなると楽観的に考えていました。
それは、
音楽が好きだから、音楽を聴いていればいい。
読書をして、どんどん勉強していこう。1人でゆっくり読書ができる。
車窓から景色を見ていれば大丈夫。あの景色が見えたら最高。
こんな風に、自分を説得するかのように、通勤時間を利用できる方法を考えていたからです。
入社後は確かに音楽を読んだり、読書をしたり、Youtubeをみたりはじめの半年間くらいは有意義に過ごしていました。
しかし、半年を経過したくらいから やりつくした感が出てきてしまい何もせず乗っているだけの状況も増え、
なんでこんなに遠い会社にいってるんだろう・・・と自問自答の日々。
気が付けば求人サイトに登録し、
求人をみながら「ここの会社なら1時間以内で通える」といつの間にか転職活動を始めていました。
定期的に人は乗り降りしますし、揺れることもあるので、完璧に集中できる空間ではないんですよね。
電車で時間を活用できると考えている場合は、本当に1年後も大丈夫か事前に考えておくことが必要です。
④:パニックになる
これは個人的な要素も強いので、ひとつの参考程度で考えて下さい。
電車での話なのですが、
長時間同じ電車にのっていること、少し長めの時間ドアが開かないという区間で、ある時から、その区間が嫌になる時がありました。
仕事で少し悩んだ際の帰り、その区間で息がしづらくなり、地面に座り込んでしまったことがあります。
次の駅で降りて、水を飲んで落ち着いてから帰宅はできましたが、それ以降、長時間の電車は苦手です。
同じような症状は出にくかったですが、辞めるまでの間、その区間を通過する時は読書も集中できませんでした。
辞めてからはその症状は一切出ていません。長時間通勤が原因の一つかなと考えています。
⑤:通勤の悩みは後から出てくる
入社時は通勤時間の長さを忘れて新しい職場での良い想像をしてしまいます。
しかしどんなに良い職場、良い仕事でもいつかは慣れが出てくるんですよね。
その慣れが出てきた瞬間に、通勤の悩みや苦痛を感じる様になるんです。
『なぜ通勤3時間もかかる会社に入社したんだろう』
『50歳、60歳になってもこの通勤を毎日繰り返すのかな?』



僕も通勤3時間の会社に選考を受ける時は、ワクワクとドキドキで通勤3時間の厳しさは少しも考えていませんでした。
しかし、僕の場合は3ヶ月で「このままこの通勤を毎日続けるのか」とマイナスになり、
そこから辞めるまで、毎日通勤の悩みを抱えていました。
入社前は会社に入る事ばかりイメージしすぎてしまいますが、通勤時間、将来の通勤も想像しておかなければいけません。
⑥:通勤は変えられない
入社後に仕事内容が合わない場合、人間関係がうまく行かない場合、
部署移動など変更してもらえる場合がありますよね。
しかし、通勤時間は引っ越しをする以外に絶対に変えられないモノなんです。
賃貸で一人暮らしであればまだいいですが、持ち家や家族がいる方は簡単に引っ越しも出来ないです。
通勤という縛りが続いてしまい、それがストレスになるんですよ
以上6つの理由から、長時間通勤のキツさを実体験から紹介しました。
通勤3時間は、慣れていない方にとってはリスクの大きい選択になる可能性があります。
せっかくの内定が、入社後のマイナスに繋がらないように、給与や休日と同じくらい通勤時間は気にしていきましょう。
長時間通勤に関する口コミ


同じように長時間通勤の悩みの口コミを集めました。
通勤では出来ると思っていたことが出来ないことも多くあります。
通勤時間、休憩時間を含めた、会社のための時間で時給にしてみると。
3桁にはならないようにしなければですね。
やはり、単純に体の負担が全然違いますよね。通勤は体力も精神力も使います。
長時間通勤のデメリット


このサイトは通勤時間を見直して、通勤のストレスを減らす事が目的です。
ここで一番のストレスの原因となる、長時間通勤のデメリットを紹介しておきますね。
- ストレスが溜まる
- メンタルを壊す
- うつになりやすい
- お金の心配事が増える
- 仕事の生産性が下がる
- 残業が増える
- 肥満になる
- 血糖値があがる
- 免疫力が下がる
- 睡眠時間が減る
- 人間関係がわるくなる
- 生活満足度が下がる
長時間通勤は、ストレスなどのメンタル面から、体の不調、仕事効率、プライベートまで、
多くの部分にデメリットとして出てきてしまいます。
簡単に行きたい会社だから。
だけで選んでしまうと後悔してしまうので、注意してください。
通勤3時間の会社を選ぶ場合の対策


ここまで、通勤1時間半のきつい理由やデメリットを紹介しました。
それでも、どうしても行きたい会社なんです。といった方もいますよね。
そんな時に、もし可能であれば検討や確認して欲しい対策があります。
- 1時間以内のところに引っ越す
- 定期的なリモートが可能
このどちらかが出来れば最高ですね。
①:1時間以内のところに引っ越す
やはり引っ越すことが一番早い解決策です。



僕も入社前や半年のタイミングで引っ越しを検討しました。
しかし家庭の事情から、引っ越しは現実的ではなかったので、転職を選択肢として選びました。
引っ越しが出来る場合、もちろん近ければ近い方がいいのですが、
あまり近すぎると仕事とプライベートのメリハリがなくなり、別の悩みが生まれる可能性もあります。
理想は30分から45分。遠くても1時間以内で通える所を選ぶのがおススメですね。
②:定期的なリモートが可能
引っ越しが難しいなら、リモートワークが出来ないか会社に聞いてみましょう。
リモートワークが週に2~3回あるだけでも、通勤の大変さはだいぶ減ります。
毎日の通勤で15時間通勤に使う所が、週2回リモートになるだけでも9時間に減りますから。
リモートワークを実施している企業も増えてきているので、会社に確認してみましょう。
ただ、リモートではない日は往復3時間の通勤は出てくるので、そこの理解は忘れずに考えましょう。
※挑戦してみよう
引っ越しも難しい、リモートも難しい。
でも、どうしてもその会社に入社して働いてみたい。
そんな風に思える会社もあると思います。そんな時は、その会社に挑戦してみましょう。
もしかしたら、入社後にリモート推奨になるかもしれません。



僕は退職してしまいましたが、世の中には3時間かけて会社にいかれる方も多くいらっしゃいます。
どうしても辛い状況になれば、再度転職という選択肢もありますので、どうしても行きたい場合は挑戦してみても良いです。
僕は通勤がつらく退職しましたが、行きたかった企業に飛び込んだことへの後悔はあまりありません。
それくらい魅力的な会社であれば挑戦してみましょう。
まとめ:通勤3時間はキツイ?
最後は挑戦してみようとなりましたが、
しかし、経験から往復3時間の通勤はリスクが大きいです。
本当にどうしても行きたい会社以外は、辞めておいた方が良いですよ。
1日3時間、1週間5日で15時間、1ヶ月で300時間、1年で3,600時間を通勤時間として過ごすことになり、
通勤時間が往復2時間(片道1時間)の人で年間2,400時間なので、1,200時間も多く通勤に使うことになります。
この差を十分に理解した上で、往復3時間の通勤を選択してください。
時間は有限です。仕事ばかりの生活を見直す人が出てきている中、通勤にまで多くの時間を使うのはもったいないです。
僕は片道1時半から40分に通勤時間が減り、気持ちがすごく楽になりました。
空いた時間で、副業に挑戦してみたり、家でゆっくり読書が出来たり、1日1時間がここまで大切なんだと身に染みて感じています。
通勤時間を見直して、時間を大切に過ごしていきましょう。
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