【入社半年で会社を転職しても大丈夫?】早期離職のリスクと転職・面接対策

入社半年
悩む人
会社に入社して半年しか立っていないんだけど転職をしたいです。やっぱり早くに転職すると印象悪いですか?

 

このような悩みに対して、採用責任者の視点でお答えします。

 

この記事の筆者

moriya
もりや
人事採用12年のもりやです。
一部上場からベンチャーまで幅広く人事採用経験がありながら、自身も3度転職経験あり。
転職の酸いも甘いも理解しています。
まずはじめに、入社半年の転職は大丈夫です。転職も出来ます。
いやいやな感情のまま会社で働いても、無駄な時間を使い続けることになり非常にもったいないですからね。
しかし、一時の感情で転職を考え、この記事を読んでくれているのなら、一度冷静になってこの記事を読んでから転職を考えて下さい。
なぜならば、入社して半年での転職は大丈夫ですが、リスクやデメリットも出てくるからです
この記事では、そんな入社して半年(早期離職)のリスクやデメリット、そして入社して半年で転職からの転職活動方法、面接対策を紹介します。
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もりや
一緒に良いビジネスライフを目指していきましょう。

入社して半年で転職を考える原因

ジョブホッパー

 

会社に入社して、数ヶ月や半年、1年未満で退職する人は非常に多くいらっしゃいます。

 

moriya
もりや
よく新卒の入社3年以内にやめる可能性が高い!なんてニュースもよく見ますよね

 

新卒採用の入社の方の3年以内の離職割合は、中卒70%、高卒50%、大卒30%。またその内の10%が半年以内に退職しています。

 

入社して早いタイミングで辞めてしまうという事は、それだけ入社前と入社後のミスマッチが多いという事です。

 

では入社して半年で退職しようとなってしまう多くの原因はなんでしょうか?

 

採用責任者として日々面接する中で特に多いモノをピックアップしてみます。

 

  1. 労働条件のちがい
  2. 人間関係のちがい
  3. 会社の社風になじめない

 

多くの早くに会社を辞めてしまう方は、このような原因が主に多くあります。

 

moriya
もりや
最近はコロナの影響からの業績への不安という理由も多くなりましたね。

労働条件のちがい

労働環境

 

やはり一番多いのはこの労働条件のちがいです。

 

求人票や面接の時に話していた内容と違っていたという点ですね。

 

  • 給与に固定残業代が含まれていた
  • 完全週休二日制のはずが、隔週で土曜日に出勤させられている
  • 残業しても残業代が出ない
  • 関係の無い仕事も多くさせられる
  • 正社員登用の約束が契約社員のまま

 

とくに中途採用での方々は、生活がある点から、この労働条件のちがいがあれば転職を検討せざるを得ない場合もあります。

 

moriya
もりや

私の場合は、本社人事採用で内定が入社してみると、工場人事でした。

 

人間関係のちがい

人間関係

 

面接や会社見学、新卒採用であれば説明会。

 

会社のことを納得して入ったとしても、人間関係は入社してみないとわからない点が多いです。

 

面接官が良い人でも、上司になる人や周りで働く人が良い人かどうかわかりません。

 

いざ入社してみると、

 

  • 部署の空気が重くしんどい
  • 上司の考えと合わない
  • 年下の先輩が馴れ馴れしい

 

などなど様々な人間関係に悩みます。

 

ある程度は我慢が必要と理解していても、どうしても我慢できない人もいますからね。

 

moriya
もりや
私の場合は、多くの同期が1コ、2コの先輩がついてくれるのですが、50代の方がつくこととなり、優しかったのですが全然合わなかったです。

 

社風になじめない

社風

 

入社して会社独自の社風やしきたり、ルールを知ることも多くあります。

 

  • 毎朝、社訓を読み上げる
  • 社長が休憩を取らないと休憩出来ない
  • 強制参加の社員旅行

 

一定の社風などは我慢すべきだと思うところもありますが、中にはどうしても納得できない社風もありますよね。

 

そんな社風を入社後に知れば、入社して半年でも退職を検討する材料になってしまいます。

 

moriya
もりや
4社経験しましたが、会社ごとに独自の社風がありましたよ。一部上場でもベンチャーでも会社の癖はありますので注意が必要です。

 

入社して半年で転職を思いついたら実践すべき行動

転職活動

 

それでは、ここまでの原因の紹介をふまえて、

 

入社して半年などの早期離職で転職を思ったときに、是非取り組んでいきたい行動を紹介します。

 

moriya
もりや
これをするだけで、その後の転職活動は大きく変わりますので、是非行動していきましょう。

 

  1. 転職を検討している理由を書き出してみる
  2. 改善できたり、改善される様子はないか確認
  3. 転職で求めるモノを書き出す
  4. 求めるモノをどのように見極めるか考える
  5. 転職サイトで求人票を見てみる
  6. 転職エージェントに相談してみる

 

まず第一前提として、入社してすぐに退職届をたたきつけるような、行動は辞めましょう。

 

退職を思いついた時は、冷静でない時が多くあるからです。

 

上司に注意されて「ああ、辞めてやる」そのまま、退職!!なんてことは辞めましょう。

 

どんなに会社を転職したいと考えても、冷静に落ち着いて考えていきましょう。

 

①:転職を検討している理由を書き出してみる

書き出す

 

まずは転職を検討する理由を紙に書いてみましょう。

 

  • 残業が多い
  • 休日出勤がある
  • 給料の昇給額や賞与額が低い
  • 社内が暗い
  • パワハラ、セクハラ

 

入社して半年で転職を考える場合は、その他にも個人的な理由なども出てきます。

 

moriya
もりや

私の早期離職の場合は、勤務先の工場が田舎、社員寮が鍵無しで会社から遠いなんていうのもありました。

 

書き出してみる事で、明確化する事ができ、退職理由を考える時に非常に役立ちます。

 

まずは、なぜ転職しなければならないのか、その原因は何なのか、自分は一番何が嫌なのかを理解しましょう。

 

②:改善できたり、改善する様子はないかを見極める

改善案

 

次に書き出した転職理由となる会社への不満が、改善できないかを考えましょう。

 

良く転職面接で、退職理由を伝えると、面接官から

 

はてな
面接官
その状況は自分で改善しようと行動はされなかったのですか?改善の可能性はなかったのですか?

 

と質問されるケースが良くあります。

 

この時に、

 

求職者
求職者
何もしていません。

 

と回答するより

 

求職者
求職者
上司に相談したり、改善案を提出しましたが社内ルールをすぐに変える事が出来ないと断られてしまいました。

 

このように行動を伝えた方が面接官にもプラスの印象を与える事ができます。

 

また、本当に改善できないとわかることで、納得をもって転職しようと覚悟することも出来るのです。

 

③:転職で求めるモノを書き出す

求めるモノ

 

現在の職場の転職理由を明確にし、「転職しよう」と決断すると、

 

つぎは、つぎの職場で求める事、この転職活動で叶えたいことを書き出していきましょう。

 

書き出す際は、どんよくになりましょう。遠慮せずに、叶えたい事をどんどん書いていきましょう。

 

  • 年収〇〇〇万以上
  • 完全週休二日制
  • 残業10時間以内
  • 社員の意見が通りやすい社風
  • 家から1時間以内で通える
  • 同年代の社員が多い
  • 昇給、賞与、評価の制度が整っている

 

 

書き出しが終われば、その項目に優先順位をつけていき、転職活動の方向性を明確かさせておきましょう。

 

④:求めるモノをどのように見極めるか考える

見極め

 

これは転職活動を本格化させる際に重要な事なのですが、

 

次の『職場に求めるモノをどのように見極めるか』という点を考えなくてはなりません。

 

なぜならば、前の職場を入社から半年などの早期で辞める場合、入社前と入社後の相違が一番大きな原因になる事が多いからです。

 

なので、転職活動の際はこの入社前と入社後の相違をすこしでも減らせるように活動しなくてはならず、

 

ここを怠ると、次の職場でも早い退職を検討することになり、職場を転々とするジョブホッパーになってしまう可能性もあるのです。

 

ジョブホッパーは何が悪いのか|良いジョブホッパーと悪いジョブホッパーの違いを解説

 

入社前にすこしでも会社の内容を知る為には、企業研究と面接での質問が非常に重要です。

 

転職面接前の企業研究・情報収集5ステップ|面接前の情報収集は重要

 

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中途採用の面接の前にも企業の情報収集をしなければいけないの? 中途の場合は面接の場で、企業情報を聞けるのではないの? 面接に向けた企業研究って何を見ればいいの?企業[…]

企業研究

 

 

⑤:転職サイトを見てみよう

転職サイト

 

まずは入社して半年で転職を考えたら、

 

  • 転職を検討する理由
  • 改善は出来ないか
  • 転職で叶えたいモノ

 

を考えました。

 

ここまで、考えれたら実際にどんな会社が募集していて、どんな仕事があるのかと転職サイトを見てみましょう。

 

まずは転職サイトを見る事で、

  • 現在、どんな求人が出ているのか
  • 現職より待遇を上げれそうな企業はあるのか
  • 以外にもブラック企業が多そうか

 

など、いろんな仕事の情報が手に入ります。

 

転職サイトは、転職を検討していない人でも登録しておいて損はないコンテンツです。

 

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もりや

私も実際に現在でも登録している転職サイトを紹介します。その中でも、とくに20代の第二新卒の方にオススメです。

 

転職サイトは選択を間違えるとブラック企業が多かったりするので、ブラック企業が少ない3社を紹介です。

 

 

特にリクナビNEXTは求人数も多くおススメです。

リクナビネクストは登録だけでもOK|求人多数で良い職場が見つかる可能性有

 

\求人数最多で信頼のリクルート/

 

 

今回の「入社して半年で転職」の場合は、転職難易度が上がるので、サポートが充実な次に紹介する転職エージェントをおススメします。

 

⑥:転職エージェントを活用していこう

転職エージェント

 

転職サイトでいろんな求人票をみて、転職意欲が高まってきたら、転職エージェントへ登録しましょう。

 

転職エージェントとは・・・

無料で転職サポートをおこなってくれるサービスです。

  • 転職相談の受け付け
  • 求人の紹介
  • 提出書類の添削
  • 面接練習の実施
  • 面接選考のスケジュール調整
  • 内定条件の確認

 

求職者と企業の間に立って、さまざまなサービスをおこなってくるれるのが転職エージェントです。

 

moriya
もりや
私も第二新卒の時は転職エージェントを知らずに転職活動をし、大変な思いをしました。

 

「入社して半年で転職」の場合は、転職活動に不利な状況も出てきます。

 

だからこそ、転職エージェントを活用し多くのサポートを受ける事が非常に重要になるのです。

 

moriya
もりや

実際に登録している転職エージェントを紹介いたします。定期的に求人をくれるので市況感を見るにも最適です。

 

 

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転職エージェントには企業ごとに、強み弱みがあるので、転職エージェントは1社ではなく、数社を同時で利用する事が、転職成功への近道です。

 

1社だけの登録ではなく数社登録し、その中から自分に合った転職エージェントを絞っていきましょう。

 

入社して半年で転職はリスクが多い?

厳しくない

 

入社して半年で転職は、冒頭にもお伝えしたとおり、可能です。

 

しかし、通常の転職活動よりリスクや不利な部分もありますので、そちらも踏まえて紹介します。

 

moriya
もりや
入社して半年で転職は通常の転職に比べて厳しい部分も出てきちゃうんです。

 

  • またすぐ辞めると思われる
  • 実力不足に見られる
  • 書類選考に通過しにくい

 

 

またすぐに辞めると思われる

すぐ辞める

 

どんな理由であれ、入社して半年など早くに退職をしている場合、面接官は求職者の継続力を疑います。

 

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もりや
面接官としては、せっかく入社してもらった方が、すぐに退職してしまうと損ですからね。

 

とくに1回ならまだしも続けて数回も、早期での離職を経験している方は、面接官も一定のハードルを設けてしまいます。

 

次の企業では長く続けられるという事を、具体的に話す事が重要になってきます。

 

実力不足にみられる

実力不足

 

たとえ入社して半年しか経験していなくても、企業によっては大きな経験をさせてもらえる場合もあるかもしれません。

 

しかし、面接官からは「入社して半年」は「なにも経験していないのと同じ」と見られ、実力的に不足していると見られてしまいます。

 

moriya
もりや
もし半年の間で、明確な成果や実績がある場合は、積極的に話せるよう準備をしていきましょう。数値で伝えれる実績はなお良いです。

 

書類選考に通過しにくい

書類選考

 

ここが非常にむずかしいポイントです。

 

入社して半年での転職の理由は「書類」だけでは明確に伝える事ができません。

 

面接に進むことが出来れば、ゆっくり具体的に話をして、面接官を納得させれる可能性も上がるのですが、書類選考ではそれが出来ません。

 

入社して半年で転職の場合、書類選考に通過しにくいという事は認識しておきましょう。

 

moriya
もりや
私も書類選考だけは本当に苦労しました。ただでさえ通りにくい書類選考。ここは覚悟が必要です。
書類選考のポイント解説はこちらをご覧ください。

入社して半年で転職の際の面接対策

面接

 

それでは、入社して半年で転職の面接対策を話していきます。

 

入社して半年で転職する場合に面接で重要となってくるのは、次の2つです。

 

  1. 退職理由
  2. 志望動機

 

  • なぜ、半年で退職となってしまったのか?
  • 次の会社では何を求めているのか?

 

ここを採用担当者・面接官は必ず聞きたいと考えます。

 

ですので、この2つを明確にそしてポジティブに面接で伝えていく事が、効率的に面接で合格をもらえる方法です。

 

ではどんなことに注意すればいいのでしょうか?以下の2つに注意しましょう。

 

  • 退職理由はポジティブに
  • 退職した理由を改善できることを明確に

 

退職理由はポジティブに

 

面接では退職理由を必ず聞かれます。

 

この時に正直に、

 

悩む人
求職者
残業が多すぎて、給与が低すぎて

 

とネガティブ理由ばかりを伝えてしまうと、面接官は『文句ばかりで言い訳が多いな』と感じてしまいます。

 

ここで、書き出しておいた『転職を考える理由』と『改善のための行動』が役に立つのです。

 

書き出した『転職を考える理由』の中にポジティブな理由や、ポジティブにつなげやすい理由があるか見てみましょう。

 

例えば・・・

  • キャリアアップの為、勉強したい
  • もっと裁量のある職場で働きたい など

 

また『改善のための行動』も退職理由を考える際に役に立ちます。

 

  • 残業削減のために、上司にシステム導入を依頼した
  • 休日出勤を減らすために、顧客に相談した など

 

これらをあわせていくと、ポジティブで自分の行動力も意識した退職理由を作る事が出来るのです。

 

以下、ポジティブを取り入れた退職理由の例文です。

 

現職では少人数で多くの業務をする為、継続的に日々2時間以上の残業が常態化していました。
私は更なるキャリアアップの為に、資格取得をしたく、社会人になればオンライン学習を考えていました。しかし、現職の2時間残業ではオンライン学習へ踏み出せずにいます。
上司にシステム導入の案を伝え、残業改善を提案してみましたが、導入検討してもらえず。
現職では半年で多くの経験が出来ていますが、更なるキャリア向上の為、資格取得も推進できる企業への転職を決意しました。

退職した理由を改善できることを明確に

 

そして、受けている企業で、退職した理由を改善できることを伝える事で更に良くなります。

 

moriya
もりや
転職理由を改善できるのであれば、そこを理由に退職しない事を、間接的に伝える事が出来ますからね。

 

現職では少人数で多くの業務をする為、継続的に日々2時間以上の残業が常態化していました。
私は更なるキャリアアップの為に、資格取得をしたく、社会人になればオンライン学習を考えていました。しかし、現職の2時間残業ではオンライン学習へ踏み出せずにいます。
上司にシステム導入の案を伝え、残業改善を提案してみましたが、導入検討してもらえず。
現職では半年で多くの経験が出来ていますが、更なるキャリア向上の為、資格取得も推進できる企業への転職を決意しました。
御社では資格取得を推進されており、また全社をあげて残業改善されているとの事で、さらなるキャリアアップをし貢献していけるのではと考えました。
入社して半年で転職する場合は、面接官に安心感を与えられるかが大切です。

入社して半年で転職している方々は意外に多い?

 

入社して半年で転職などの早期離職しているかたがたの口コミを集めました。

 

 

 

 

私も入社から9ヶ月で新卒入社した一部上場企業を退職しました。

 

半年たらずで退職を考える人は多くいます。

まとめ【入社して半年で転職】

 

この記事では、自身の早期離職体験と、現在の採用責任者としての考えをもとに入社して半年で転職について書いてきました。

 

入社して半年で転職はデメリットやリスクも少ないわけではありません。

 

しかし、自分自身が本当に嫌な企業に長く続けるくらいなら、転職して改善したほうが良いです。

 

  • いやいやな会社で3年続ける
  • 半年で転職後、好きな職場で2年半続ける

 

この状況では3年後には明らかに後者の方が、スキルも経験値も実力も満足度も上がっていると思いませんか?

 

是非、入社して半年など気にせず、理由が明確なのであれば転職を検討していきましょう。

 

はじめは転職サイトに登録だけでも結構です。

 

転職エージェントもはじめは転職する気はなくても、仕事の悩み相談だけでも登録OKなエージェントも多くあります。

 

紹介したエージェントは相談だけでもOKなので、是非登録してみて下さい。

 

 

 

 

今回は以上です。