専門卒だけど大卒限定と書かれた求人に応募してもいいのかな?
専門卒が大卒限定の求人に応募して内定貰える可能性はどれくらい?
この悩み5年前の僕の本当の悩みです・・・。
今回はそんな専門卒や短大卒の方の『大卒求人に応募してもいいの?』という悩みに採用担当として回答していきます。
もりやの紹介
- 人事採用経験10年
- 4社の企業で採用を経験(一部上場、ベンチャー経験あり)
- 専門卒で大卒求人内定獲得経験有(5社)
- フリーターからの獲得経験も有
専門卒や短大卒の方が、せっかく意欲的に転職活動に取り組もうとしても求人票には大卒の文字が・・・。
このような求人を多く見ると転職活動に対するやる気が起きなくなりますね。
しかし、求人票の「大卒以上」は全然気にしなくて大丈夫です。結論から話してしまいますが、
専門卒でも短大卒でも【学歴:大卒以上】の求人に応募しても全然OKですし、内定の獲得も出来ます。
実際に大卒以上の求人だけど専門卒で内定をいただいた事例は多くあります。
今回の記事では、それらを踏まえて
- 企業が大卒以上の求人を出す理由
- 専門卒、短大卒が避けるべき大卒以上の求人
- 専門卒、短大卒の転職方法
以上の3点のキーワードで説明をしています。。
専門卒が大卒以上の求人へ応募①:企業はなぜ大卒以上の求人を出すのか?
まず、自信をもって専門卒、短大卒が大卒求人に応募していただく為に、企業はなぜ大卒以上の求人を出すのか?について考えていきます。
今まで4社で採用担当として働きましたが、大卒以上の求人の応募案件も多くありました。
企業が大卒以上の求人を出す理由は以下の通りです。
- 応募の量を調整する為
- 前回の採用者が大卒だった為
- 人事、経営者が大卒が好きな為
企業が大卒以上を要件に求人を出す理由はこのどれかに当てはまります。
①:応募の量を調整する為
人事や採用担当者にとって、求人サイトの管理や、応募者の管理、書類選考など、かなりの時間を要する業務となります。
また、人気企業や、人気職種などの求人は多くの応募をいただくことも多くあります。
多くの応募をいただく事はすごくありがたいのですが、それらを全て管理するには相当の労力がかかります。
その労力を軽減する為に、応募が集まりそうな求人案件には要件をつけて募集するのです。
②:前回の採用者が大卒だった為
企業が募集をする時、良く前回の採用した方の状況を確認します。
募集経路はどこからか、学歴はどうか、年齢はどうか、職歴はどうかなど、
前回の採用された方がマッチしており、業績を上げている場合同じような方を採用したいと考えます。
前回、採用した方が、大卒であれば「今回は大卒限定で求人を出そう」「やっぱり大学卒業がいいのかな」と考えて、求人票に大卒と書くのです。
③:人事や経営者が大卒が好きな為
応募要件を決めるのは、人事や経営者が主ですね。
このように応募要件を決める方の中には、個人的に大卒が好きな方々もいらっしゃいます。
しかし、あくまでもこれは人事や経営者の主観であり、現場担当者や別の方が大卒でなくても良いとなれば、簡単にひっくり返る事が多くあります。
以上3点を紹介しました。
企業が大卒求人を出す理由は明確に決まっている場合は少ないのです。
ですので、専門卒や短大卒の方でも応募状況次第では、大卒求人に応募して内定の獲得も全然可能となるのです。
それでは、次に専門卒や短大卒の方が応募してもほぼ通る事が出来ない大卒求人や企業の特徴をお教えします。
専門卒が大卒へ応募していいの?②:専門卒、短大卒が避けるべき大卒求人
企業が大卒求人を出す理由をお伝えし、「大卒」というくくりが明確でないことが多くある事をお伝えしました。
しかし、中には「大卒」という事を明確にし、専門卒や短大卒の方がほぼチャンスがない求人も中には存在します。
そんな企業や求人の特徴を紹介します。
- 大卒しかいない企業
- 新卒採用で大卒一貫採用の企業
①:大卒しかいない企業
企業の中には、大卒の方しか在籍していない企業も多くあります。
それは、経営者の方の方針などで、新卒でも、中途でも、一貫して大卒限定で採用をしてきた企業です。
このような企業に大卒求人に専門卒や短大卒の方が応募して通過する事はほぼ不可能に近いです。
企業HPなどに社員プロフィールが書かれていたり、口コミサイトなどに情報がある場合もありますので、チェックしましょう。
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大卒しかいない企業に専門卒や短大卒の方が入社しても入社後大変なので、あまりおススメしないです。
②:新卒採用で大卒一貫採用の企業
続いては、企業の新卒採用ページを見て下さい。
出来ればリクナビやマイナビのようなナビサイトの求人が良いです。
そのような企業も主に「大卒」をメインに採用しているので、専門卒や短大卒の方にはチャンスが非常に少ない企業となります。
専門卒が大卒へ応募出来るのか③:大卒求人に応募する時の専門卒、短大卒の転職方法
ここまで、企業が大卒求人を出す理由、応募すべきでない求人を紹介しました。
企業が大卒求人を出す理由で紹介したように、企業の大卒要件は何となくで決めている事が多くあったり、
人数制限の為だけに設定されており、専門卒や短大卒の方、絶対お断りではないんです。
専門卒や短大卒でも応募できる可能性は全然ありますので、気にせず応募していきましょう。
大切なのはどんどん求人を見極めて、応募していく事です。
- スキルや経験をアピールする
- 面接準備は念入りにおこなう
- 転職エージェントを利用する
①:スキルや経験をアピールする
大卒限定の求人に専門卒や短大卒が応募して内定を取得する事は可能です。
しかし、応募数が多かったりすると応募要件通りに学歴を足切りとして落とされる場合があります。
ここで重要になるのがスキルや経験がどれだけあるかです。
スキルや経験、実績があり人事の目に止まれば、大卒でなくでも面接に来てもらいましょうといった判断になる事が多くあるのです。
②:面接準備は念入りに
書類選考が通過すれば、次は面接です。
専門卒や短大卒の方は、この面接で先ほどのスキルや経験などをさらにアピールする必要があります。
専門卒や短大卒が大卒求人で面接に呼ばれたという事は、さらに実績を聞きたい、経験スキルを聞きたいと感じさせたからです。
しっかり面接では、今までの経験、スキル、実績を話せるように準備しておきましょう。
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③:転職エージェントを利用する
スキルや経験を書類だけでアピールするには限界があります。
面接で相手を納得させる経験やスキルを準備するには一人では限界があります。
そんな時に利用したいのが転職エージェントですね。
また、面接が決まれば模擬面接をしてくれたり、企業の情報を教えてくれたりします。
しかも、求人応募の段階で専門卒や短大卒でも応募できる求人かもしっかり教えてくれます。
もう専門卒や短大卒が転職する上では、利用するしかないサービスです。
もりやが実際に利用して効果が高かった転職エージェントを紹介します。
是非、専門卒や短大卒で転職活動を考える方は登録してみて下さい。
もりやおススメの転職エージェントはパソナキャリアです。
紹介求人の質も高くなっており、ブラック企業に入社してしまうなんてことも避けやすい転職エージェントです。
選考を通してすべてで手厚くサポートしてくれるので、専門卒や短大卒でも安心して転職を進める事が出来ます。
ちなみにパソナキャリアへの登録は誰でも登録できます。
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専門卒や短大卒は大卒求人に応募してもいいの?まとめ
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企業が大卒求人で応募している理由
専門卒や短大卒の方が応募すべきでない大卒求人
専門卒や短大卒の方の転職方法
3つのテーマに分けて記事を書きました。
専門卒や短大卒の方でも全然大卒求人に応募してもOKです。
大卒の応募者に比べれば、経験スキルをより見られて、ハードルは少し上がりますが、だからといって内定が出ない訳ではありません。
逆に大卒の方でも、経験スキルが無ければ落とされますので、ほぼ同条件です。
近年、企業も学歴より経験やスキルを意識してきているので、これからはますます学歴に関係なく、企業へ応募出来てきます。
専門卒や短大卒の方は応募できないではなく、応募を突破できる経験やスキルと身に着ける事が大切になります。
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今回は以上です。
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