年齢も30歳になってきて、そろそろ転職も厳しくなってきた、今の会社にこのままいても良いのかな?
世の中にはいろんな仕事や福利厚生が日々生まれてきている中で、より良い条件の会社を探して転職したほうが良いのかな?
30歳を目途に多くの方がこのような今の会社にいてもいいのかな?と一度は考えてしまいます。
しかし、あなたのいる会社は、実は世間の企業よりすごく優良な企業かもしれません。
他の会社や取り組みや、内容を見たり聞いていると、すごくよく見えたり、聞こえたりして、自分の会社が足りないなって感じてしまうのです。
しかし、そんな考え方の中で、転職活動に手をだしてしまうと、
転職後に悩みを抱えてしまう可能性も大きく秘めているので、転職を検討する時は、充分注意しましょう。
今回の記事では転職をしないほうがいい会社を10個の項目でお伝えしていきます。
数多く当てはまれば、その企業は優良企業の可能性が高いです。
転職しない方がいい会社の特徴
転職しない方がいい会社。普段働いていれば忘れてしまっているところを再認識しましょう。
- 自分の立場に納得して仕事が出来ている
- 自分の存在価値を認めてもらえている
- 今後伸びる可能性があると考えれる会社
- 事業内容に納得性がある
- 仕事と私生活のメリハリがつけれる
- 昇給、昇格がしっかりある
- 社員を社員として認めている
- 安心して仕事が出来る
- 福利厚生が一定数整っている
- 50歳になっても続けることの出来る会社
以上10項目です。
中には「こんなの当然でしょ」と考えられる項目もありますが、世の中には守られていない企業もまだまだ多くあるんです。
①:自分の立場に納得して仕事が出来る
まず一つ目の項目に、自分の置かれる立場に満足できていますか?
平社員、役職者、役員など、様々な立場がありますが、自分の経験やスキルに応じて評価され、納得の行く立場で仕事が出来ていれば、それは良い会社です。
また今は立場は満足いかなくても、今後継続して続ければ良い方向へ立場が変わる可能性が秘められているならば、転職を考えなくてもいいです。
②:自分の存在価値を認めてもらえている
続いても①に通じているところがあるのですが、会社内で自分の存在が認められていつるかは大切なポイントです。
また会社だけでなく、上司からも認められているかが大切です。
しっかりと業務を教えられたり、与えられたりしていれば、それは存在価値を認めてもらえている事です。
中には、仕事も与えて貰えず、ただデスクでパソコンを眺めているだけの方もいらっしゃるのです。
③:今後伸びると考えられる会社
業界も衰退してきて、会社自体も元気がない会社が多い中、業界が衰退しても新しい事にチャレンジし、事業を進めようと考えれる会社は良いです。
成功の可否は当然わかりませんが、伸びる可能性が秘められていますね。
また、伸びるかどうかは従業員、社員であるあなたの力も重要になってくるからです。
今後伸びる可能性というよりは、一緒に成長できる可能性のある会社は優良企業です。
安定して、潰れる心配もなく、現状維持で問題なしの会社も、安心して働く意味では良いですが、やはり働く以上、刺激も欲しいですよね。
④:事業内容に納得性がある
会社の事業内容、やっていることに納得していますか?納得出来ていれば、良い会社です。
世の中には多種多様な業界があり、違法な業界もあれば、法律すれすれの業界もあります。
やはり、そのような業界では、いくら仕事をして誰かの為に立っても、あまり嬉しさは感じにくいです。
会社の事業内容に納得出来ているかは大切なポイントです。
僕は違法事業の会社に入社していたことがあります。どんな仕事をしても違和感があったので、転職しました。その時に、納得性のある事業の会社で働けることは幸せだなと感じました。
⑤:仕事と私生活のメリハリがつけれる
ワークライフバランス、休み、残業時間といった福利厚生の面で納得性のある会社であれば問題なしです。
もちろん、大小の違いはありますが、基本的な福利厚生が整っていれば、恵まれた環境ではあります。
やはり、これからの時代は、仕事以外に何をするかが大切になってきますので、その時間を自由に取れる環境にいることは凄く大切です。
福利厚生の部分があきらかに法律から逸脱していれば、会社を変えた方がいいかもしれません。
面接前の準備は企業研究と情報収集をしよう|企業研究のすすめ方を紹介
⑥:昇給・昇格がある会社
1年頑張れば、昇給・昇格があり、認めてもらえる。そんな会社は良い会社ですよ。
採用担当として面接をしますが、中には数年努めているのに、昇給昇格が微々たるものだったり、無かったりする方がいらっしゃいます。
昇給・昇格してもらえる、システムが整えられているだけで良い会社なんです。
➆:社員を社員として認めている
①番や②番に通じている内容ですが、会社で社員を認めているか、すごく大切な観点です。
従業員をただの駒としてしか考えず、適当につかっている会社も多くあります。
給料を払っているんだから、言われた通りになんでもさせる。そんな会社も多くある中、あなたの会社はどうですか?
社員一人一人を尊重し、みんなで働こう。そんな意識がある会社は良い会社です。
⑧:安心して仕事が出来る
あなたの職場は安心して仕事が出来る環境ですか?
世の中には危険と隣り合わせの仕事の多くある中、日々大きな危険もなく働けるという環境は非常に有難いことなのです。
危険もなく働けて、睡眠もとれる。
安心して仕事が出来ていれば良いですね。
⑨:福利厚生が一定数整っている
福利厚生が法律通りに約束されていれば、現状良い会社です。
今後「働き方改革」の推進で多くの会社が、福利厚生の底上げをすれば、少し足りない状況になるかもしれませんが、現状は法律通りで問題なしです。
法律を無視する企業も多くあります。大手企業でもあります。
福利厚生は大手企業だから良いわけではありません。
企業風土が作り上げているモノなので、大手企業でも整っていない場合もあれば、小さな会社でも整えている企業もあるのです。
⑩:50歳になっても働ける会社
この項目は会社というより仕事かという観点ですね。
やはり体力を多く使う仕事は50歳になるときつくなってきます。
管理職になり管理する立場で、体力の消耗があまりなくなるのであれば良いですが、ずっと同じ体力仕事をしなくてはいけない場合は、ある程度の覚悟が必要です。
転職するかは自分の判断
10個の項目をお伝えいたしましたが、どのくらい当てはまりますか?
以外に多く当てはまった方も多いのではないでしょうか?
普段務めていると自社の良さを忘れがちになってしまいます。
それどころか、何故か悪い所ばかりを見つけてしまい、節目を迎えるタイミングで転職を考えてしまいます。
確かに転職は新しい発見もあり、刺激もあり良い事もたくさんあります。
しかし、そうやって入った会社でも、悪い所を探し始めて、節目で転職が頭をよぎる。
こうやって、転職を繰り返す方が出てきてしまうんです。
節目だからといって、安易に転職を始める事は辞めましょう。
しっかり現職の状況を確認し、良さを確認し、それでも転職したいと思うか考えてから行動にしましょう。
今記事と同じような観点で、転職を考えるべき人かどうかの視点の記事もありますので、ご覧ください。
転職するか悩んだ時に考えたい10の質問|周りに影響されそうな方必見
まとめ
転職活動は今の職場に対して、大きな不満や、不安感、企業の衰退が激しい方や、本当に新しく挑戦したい事にとっては大切なツールです。
しかし、転職をしてみても必ず今の不安や悩みから改善されるわけでもないですし、新しいチャレンジや環境の変化が成功をもたらすとも限りません。
博打的要素も多く含んでいるのです。
ですので、現職を改めて見直して、「自分の会社って結構いい会社」って感じれた場合は、転職活動をする必要性はありません。
自信をもって、現職で仕事を続けていきましょう。
転職活動をする時に読みたい記事
みなし残業【固定残業代】には求職者にとって何がメリットなのか?