面接で必ず用意されている質疑応答の時間。面接官から、
こんな風に、聞かれた経験はありますね。

面接時の質疑応答でたいして聞く事が無い場合、何も質問しなくて大丈夫?
何を聞いていいのかわからない?
こんな風に、質疑応答で困った経験がある方も多いです。
また、今回の転職を最後と考えているので、長く働くために、福利厚生を聞きたいけど、福利厚生を聞くと印象を悪くするのでは?
こんな風に悩んで中々、聞きたくても聞けない、そんな方々も多いですね。
今記事では、面接時の質問にフォーカスをあてて、必ずある質疑応答の時間を有意義に使える様に伝えていきます。
今記事でわかる内容
- 面接時の質問を上手くする方法
- 面接時に聞いてはいけない事
まず初めに伝えて置くことは、質疑応答の時間で、何も質問しないのは絶対にダメです。
必ず、5個くらい用意し、3個くらいは聞けるように準備をして面接にのぞみましょう。
面接で上手に質問が出来るステップ
では早速、質問を上手に出来るようにステップをお伝えします。
- 企業の情報を集める
- 集めた情報から疑問点を書き出す
- 情報がどこかに出ていないか確認
- 質問を箇条書きしたメモを用意する
それでは、順番に解説していきます。
①:企業の情報を集める
まず面接での質問の良さを上げていく事は、企業研究をどこまで実施したかによります。
企業を深く知り、なぜ求人に出しているのかをしっかり情報を集め、調べて行けば、企業への質問は自然とあふれてくるからです。
企業研究や情報収集の方法は下記の記事を読んで下さい。
面接前の準備で企業研究や会社の情報収集出来ていますか。面接が決まった方々は次にこんな疑問を抱いていないですか? 面接に向けた企業研究って何を見ればいいの?企業の情報を集めたいけど[…]
②:集めた情報から疑問点を出していく
情報を集めていくと、たくさんの疑問点が出てくるはずです。例えば下記のような項目です。
会社について
福利厚生について
業界について
仕事内容について
会社の今後について
今回の求人について
転職活動を初めてする時、求人票の見方がわからず、ただ書いている事を信じて応募していませんか? しかし、求人票には本当に伝えている部分と、あいまいな表現で良く見せているだけの項目も多くあるのです。[…]
③:情報がどこかに書いていないか確認
次に、②で出てきた疑問がどこか別のサイトや、その会社のホームページに書かれていないかを探していきます。
探し方は情報収集や企業研究の時と同じです。
様々なページを見て、疑問に対する回答が書かれていないか、しっかりと探しましょう。
④:質問を箇条書きでメモにしておく
最後に、何処にも書かれていない質問をメモ帳に残しておきましょう。
面接中にメモを見ることは問題ありませんので、質疑応答の時間になったら、メモを取ってよいか確認し、メモを出しましょう。


質問が何点かございますので、メモを確認させていただいて良いでしょうか?
このようにさりげなく確認し、メモを出しながら、聞きたい事を聞いていく様にしましょう。
更に面接での質問力を上げるコツ
ここまで、面接での質問事項の探し方をお伝えしました。
ここからは、さらに質疑応答の時間を良いものにしていくコツをお伝えしていきます。
- 質問プラスαで応募の意思を伝える
- さりげなく福利厚生を聞く
①:質問プラスαでアピールを伝える
質問をする際に、ただ質問や気になる事を問いかけるのではなく、そこに応募の意思を上手く載せて伝えることで、質問と同時にアピールする事が出来ます。
例えば、会社の今後の方向性を聞きたいときは、
いかがですか?「新しい事業に早くチャレンジしたい」とプラスにアピール出来ていますよね。
ただ単に質問するのではなく、プラスαでなにかアピール出来ないか考えましょう。
②:さりげなく福利厚生を聞く
面接の質問で福利厚生を聞きたいですよね。
でも、質問すれば印象悪くするのではと考えてしまい、中々聞く事が出来ない。
そんな経験も多いですね。
最近は、企業も早期離職をさけるために福利厚生を聞いてくることに、そこまでマイナスな評価をする事は減っています。
しかし、求職者側からすると聞きにくいです。
なので、質問の中にアピールを含め、さりげなく福利厚生を聞く事がポイントです。
例えば、福利厚生の休日出勤の頻度を聞きたいとき、
このように聞けば、休日出勤の頻度よりも休日にプログラミングをしている方に、採用担当は興味をそそられるので、上手く質問が出来ているといえるでしょう。
面接で質疑応答がある理由
質疑応答の時間には以下の意味があります。
意味をよく理解すれば、質疑応答への考えも変わります。
- 入社後の相違確認
- 求職者の求めている条件を理解
- 会社への志望度合いを上げる
- 面接で見切れない部分を見る
大きく以上の4つの意味を持ちながら、採用担当者は質疑応答の時間を設けております。
入社後の相違確認や、求職者が転職で求めている条件の理解という項目を見ればわかりますが、企業では入社後の早期離職が一番避けたいポイントです。
福利厚生に相違があったり、求めているモノが理解できてなければ、早期離職に繋がります。
求職者の今回の転職の求めるモノを理解し、自社で対応して上げれるかを見ているのです。
また、質問に対して会社のアピールをして志望度合いを上げていったり、質問の仕方や内容から改めて選考に反映させたりしながら質疑応答の時間をもうけているのです。
面接で積極的に質問をしよう
面接で質問をする事は、メリットがあるんです。
例えば、企業研究をして質問が出来れば、事前の企業研究の成果をアピールする事が出来ます。
また、質問の中で、企業からの回答があまり良くない場合は、会社が隠している部分、隠したい部分でもあります。
それを見つけられれば、入社判断の材料に出来たり、入社後の覚悟もあらかじめ準備が出来ます。
質問する事で、あなた自身が求めているモノも企業に伝えることが出来るので、しっかり質問した上で劣られるという事は、入社後に相違が出るという企業からのメッセージでもあります。
良かった質問例
今までの採用担当の経験から、良かった質問を例として紹介しておきます。
是非、参考にして利用してみて下さい。
①:面接官が御社に入社し良かったと感じている点、悪かったと感じている点はどこですか?
②:〇〇のような仕事にも挑戦したいと考えておりますが、御社では可能ですか?
③:新規事業の求人を見ましたが、新規事業の予定があるのですか?
④:成果を上げる社員の方に共通する強みはありますか?
⑤:今回の求人での求めるスキルや人間性はなんですか?またそれらを活かしてどんな業務を期待しますか?
これは求人票に記載され切らなかった、求める人物像を更に明確にしている質問です。
以上5つの紹介です。
どの質問も聞かれた面接官も、しっかり答えよう、答えてあげようといった気持ちになる質問です。
面接での質疑応答のポイントは、面接官も答えやすくなる質問が出来るかも大切なポイントとなります。
まとめ
今回の記事では、面接時の質疑応答の回答のコツというテーマで記事を作成しました。
まず、前提として、面接での質問は絶対に用意して、質問するようにしましょう。
せっかくの質問時間です、多くの質問を用意し、長く面接に滞在しアピールできるポイントを探していく事が大切です。
どうしても面接の質問が思い浮かばない場合は、転職エージェントに相談しましょう。
転職エージェントは様々な実績を基に、面接時の質疑応答の回答例をもっています。
是非、有効利用していきましょう。
面接対策が厚い転職エージェントはパソナキャリアです。面接サポートを受けながら、質問力をあげましょう。
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