徒歩で通勤もいいかなって思うけど、実際のところどうなんだろう?
良い面は聞くから、デメリットとか服装、どれくらいの距離が理想とか知りたいな?
こんな悩みを解決していきます。
この記事では
- 徒歩通勤のメリットデメリット
- 徒歩通勤の距離はどれくらいが理想?
- 徒歩通勤の服装や持ち物
- 徒歩通勤の効果的なやり方とアイデア
以上の内容を紹介していきます。

記事を書いている僕は2013年~2018年まで徒歩通勤を5年程経験していますので、徒歩通勤は熟知していますよ。
それ以外にも電車、車、自転車といろいろな通勤方法を試しながら、なんとか効率的な通勤方法はないかと日々調べております。
そんな僕が、この記事では徒歩通勤について解説します。
車や電車、自転車などとも比較しての内容なので、より参考にしていただけます。



その分、徒歩通勤にはメリットが多いので、おすすめの通勤方法です。
徒歩通勤のメリット10選


なぜ、そこまで徒歩通勤が良いのか。
それは単純にメリットが多いからなんです。
今回お伝えするメリットは10個です。10個もメリットがあるなんてやらない理由がないですね。
それでは早速、徒歩通勤のメリット10個を紹介です。
- 満員電車に乗らずに済む
- 安全性が高い
- 交通費を削減できる
- 雨でも通勤しやすい
- 健康的
- 運動不足解消
- 頭が活性化する
- 気持ちが落ち着く
- 時間に左右されない
- 話のネタができる
以上10個がメリットです。
①満員電車に乗らずに済む
まずは電車に乗るストレスの解消です。
満員電車でなくても、電車に乗り通勤することはストレスに感じてしまうモノです。
特に朝の通勤ラッシュは本当につらいですよね。
でも徒歩通勤であれば、電車でかかるストレスは全くありません。



朝からストレスを感じずに通勤することで、仕事の効率もUPしますよ。
②安全性が高い
徒歩通勤は、電車、車、バイク、自転車などの他の通勤方法と比べると安全性が高いです。
車やバイクは交通事故のリスクが非常に高いですよね。
もちろん、徒歩通勤にも交通事故のリスクはありますが、自転車よりは全然マシです。
電車も人的トラブルや、電車遅延のトラブルなど路線によっては良く起こります。
③交通費を削減できる
徒歩通勤は交通費が一切かかりません。



電車や車は通勤費が会社から出るから、結局一緒ですよ。
と言われそうですが、企業の中には、徒歩通勤にも通勤費を払ってくれる企業があります。
すべての企業がそうではないので、ここは参考程度にしておいてほしいですが、
しかし、そのような企業に出会えれば、通勤費を抑えるというメリットをより強く感じれますよね。
④雨でも通勤しやすい
電車であれば、雨や天候による遅延が発生したりします。
また雨の中での電車は湿気も多く、みんなの傘がぬれているので衛生的にも良くないです。



濡れた傘が服にあたるとそれだけでストレスですよね。
自転車通勤は傘を持っての運転はキケンですし、カッパを着るのもひと手間です。
台風などの強風や大雨の時は大変ですが、電車や自転車に比べれば雨でも通勤しやすい方法です。
⑤健康的
徒歩通勤を考える方の中にはこの「健康的」を理由に始める方も多いのではないでしょうか?
毎朝、体を動かしてから仕事をするので、体もしっかり動いてくれます。
そして体重が増えないです。
正直、徒歩通勤でダイエットは限界があるのですが、体重をキープすることは可能です。



僕はもともと太りやすい体質なのですが徒歩通勤の5年間は一切体重が増えることはなかったです。
食事改善も併せれば、ダイエットも全然可能です。
⑥運動不足解消
朝の通勤で日々の運動を出来るって、すごく効率的ではないですか?
やっぱり運動習慣ってつけたいし、運動不足なんだよなって悩む方も多いはずです。
でも、帰宅後にジムやジョギングはしんどいし、朝早く起きての運動も続かない。
そんな方に徒歩通勤は最適です。
通勤という一番無駄な時間を、運動不足解消に使える。非常にメリットですよね。
⑦頭が活性化する
朝の適度な運動は脳を活性化させて、学習効果を高めるということがわかっています。
参考文献:ハーバード大学医学部准教授 ジョン・J・レイティ著書『脳を鍛えるには運動しかない!』
電車通勤であれば、眠たいまま電車に乗り、電車で眠り、会社についてやっと頭を動かすというサイクルなのですが、
それでは、ちゃんと頭が動くまでに時間がかかり、仕事が効率的に進まないのです。
しかし、徒歩通勤で運動し頭を活性化させておけば、仕事スタートと同時に良いパフォーマンスが発揮できるのです。



仕事がはかどれば残業も減らすことが出来ますよね。
⑧気持ちが落ち着く
徒歩通勤はメンタル的にも大きなメリットをもたらします。
電車通勤とか車通勤では、満員電車や渋滞などでストレスがかかってしまいます。
スウェーデンの研究で
とわかっているんです。
なぜかというと、人は自由を求めるからです。
電車で身動きの取れない状況、車での渋滞でどうしようもない状況。
こんな自由のない通勤スタイルは気持ちも落ちつかず、ストレスを溜めてしまう原因となります。
徒歩通勤や自転車通勤はその自由度の高さから、ストレスの負荷が少なく、気持ちを落ち着けて通勤が出来るのです。
自分の好きな道で、好きな音楽を聴いて、時間に余裕をもって通勤する。そんな生活いかがですか?
⑨時間に左右されない
徒歩通勤の良いところは、自分の自由に時間を決めることができるところにあります。
例えば、
『今日は少し早く出て、ゆっくりのんびり通勤しようかなとか。』
『遠回りして、あの道を歩いてみようかな』
と自由に時間を逆算して、自由に時間を決めることができたりするんですね。
仕事終わりも、いつ終わっても何時に出ても同じ時間で帰ることができます。
しかし、電車通勤は時刻表、遅延など時間に左右されてしまうので、調整が必要になります。
車通勤も渋滞が発生する確率もあり、自由に時間を調整できないのです。
⑩話のネタができる
徒歩通勤って、意外にやりたくても中々出来ないんです。
どうしてもめんどくさいとか、自転車でいいかとなってしまうので、徒歩通勤できる人には希少価値があります。
僕も徒歩通勤をしている時は良く、
徒歩通勤について「徒歩で通勤大変じゃない?」など
聞かれることも多くありました。
でもこれを機に普段話さない課長とか部長と話すことも出来ました。
ちょっとしたコトですが、意外に簡易な話ネタが出来ていたのでメリットに感じました。
徒歩通勤は本当にメリットがたくさんです。
現在は、自転車で1時間の会社に行っているので、徒歩通勤はできなくなってしまいましたが、
徒歩通勤から離れて、より徒歩通勤の良さがわかりました。



また徒歩通勤を目指して、転職などを検討しています。
徒歩通勤のデメリット


そんなメリットが多い徒歩通勤ですが、デメリットもあります。
始める前にデメリットも知っておいて欲しいので、しっかり書いていきます。
- 慣れるまで時間がかかる
- 服装が難しい
- 荷物が重い
- 通える距離が限られる
- 帰宅がつらい日がある
デメリットは以上です。
徒歩通勤をはじめる前に、これらのデメリットを解消できるかな?といった視点で読んでみて下さい。
①慣れるまで時間がかかる
徒歩通勤は慣れるまで時間がかかりますよ。
むしろ1日目から明日は自転車にしようかなとか普通に考えます。
しかも仕事で疲れて、徒歩通勤なので帰宅後はかなり疲れます。
体力的になれるまで本当に時間がかかります。個人差もあるので、いつなれるなんてわからない。
そんな状況で我慢しながら続けなければいけません。
でも、慣れてくれば、体力もつき足腰も強くなるので、平気なのですがそこまでが時間がかかっちゃうんです。
慣れるまでの我慢は重要です。
②服装がむずしい
徒歩通勤は運動するので、汗かきますし、スーツでは動きにくいです。
冬場はスーツでも適度に過ごせたりするんですが、夏場はスーツで徒歩通勤といかないですよね。
夏場は着替えをもって行ったり、会社に着替えを用意したりする必要があります。



僕は夏場はTシャツ、短パンで通勤し、会社で着替えていました。
③荷物が重い
徒歩通勤は通勤になるんで、通勤に必要なモノを持っていく必要があります。
徒歩で通勤する際に、
- モノが多い
- カバンが重い
これでは、大変さが増えてしまい徒歩通勤断念のリスクが高くなってしまいます。
④通える距離が限られる
徒歩通勤は他の通勤方法より時間がかかってしまいます。
また体力的な問題もありますので、通える距離に限界があるのです。
もちろん体力や時間に余裕があれば1時間の徒歩通勤も可能です。
距離でいうと5㎞くらいは1時間で通うことができますよ。



僕は5年間で5㎞の距離を1時間かけて通勤していました。
⑤帰りがつらい日がある
会社でたくさん体を動かした日、頭を使った日。
上司に怒られた日、ただでさえメンタルをやられているのに、そこから歩いて帰るとなればつらいですよね。
もちろん歩きながら頭を整理できるので、良い面もあるのですが、体力的にはより強く疲れてしまいます。
このように徒歩通勤にはデメリットもあるので、理解した上ではじめるてください。
簡単にメリットが多いから始めようでスタートさせてしまうと、大変さに継続できなくなってしまいます。
徒歩通勤の理想的な距離は?


実体験や色んな方の徒歩通勤経験談から理想的な徒歩通勤の距離を考えてみました。
やはり、通勤ですのでやりすぎは断念に繋がったり、仕事にも影響を与えるので適度が良いです。
自分の会社との距離を考えて見てみましょう。
所要時間 | 距離 | 徒歩通勤可? |
---|---|---|
15分 | 1㎞ | ◎ 全然余裕で可能。徒歩通勤しよう |
30分 | 2㎞ | 〇 適度な運動で徒歩通勤可能。初めての方にベスト |
45分 | 3㎞ | △ 少しやる気をたもつ決意が必要。慣れれば問題なし。 |
60分 | 5㎞ | △ 徒歩通勤を考える最終距離。これを越えると仕事に支障が出る。 |
90分 | 8㎞ | × 日々歩いている人、日々運動している人でも大変 |



この表は実際に歩いて見つけた目安です。多少のズレは許してください。
多くの徒歩通勤の実体験を見てみると、30分をボーダーに限界と感じる人が多いようです。
朝だけでなく、就業後も視野に入れた徒歩通勤の予定を組むことが重要ですね。
90分の徒歩通勤は、もうアスリートですよ。鍛えている人は挑戦OK?
いくら健康やストレスに良い徒歩通勤でも、通勤時間が増えすぎるのは良くないです。
徒歩通勤の服装は?持ち物は?


デメリットでも出てきましたが、徒歩通勤の大きな問題が服装です。
夏は暑くて、汗をかくので服装を変えないといけない。
冬は寒さで、コートやマフラーを身に付けると、歩きにくさを感じてしまう。
こんな風に、徒歩通勤時の服装は非常に重要です。
おすすめの服装は、
夏はTシャツ、半パンの運動スタイルで通勤して着替えること。
冬はコートなどを着用しなくてもいいように積極的に運動するように歩くこと。
正直これ以上の服装の対策はありません。
この時点で服装のせいで徒歩通勤を断念する方は、徒歩通勤は続かないので、辞めておきましょう。
夏はトイレでもいいから着替える。
冬は積極的に歩いて体を温める。
このように考えられる方は、徒歩通勤でストレスの少ない社会人生活を送りましょう。
また徒歩通勤時のカバンは、リュックを推奨します。手ぶらで歩けることが何よりのメリットです。
最近は防水のビジネスリュックが5,000円前後でたくさん出ていますので、こちらを購入しましょう。
ビジネスリュックは徒歩通勤以外でも便利なので、お買い得ですね。
最後はリュックの中身です。
リュックの重さはダイレクトに肩に負荷がかかるので、リュックを買うだけでなく中身にも気をつけながら準備していきましょう。
リュックの中身の整理はミニマリスト思考が有効です。
徒歩通勤の効果的なアイデア


最後にメリットやデメリットを含めて、僕が実践していた徒歩通勤の特徴を紹介します。
マネできる方がいれば真似してみてください。
自転車を押して通勤する/帰宅時のみ電車
僕は徒歩通勤を5年続けている間にいくつかのアイデアを思いつきました。
日々5㎞の距離を60分歩くので、正直帰りはつらく感じることが多かったです。
どうしたかというと、まずは朝の徒歩通勤を自転車を押しながら通勤したのです。
これにより、帰りは必ず自転車に乗り30分くらいで帰ることができるんです。
自転車を運ぶという手間や、押してる時の周りの目は気になりますが効率の良いやり方だったと思います。
そして、自転車を押すことが大変に感じ始めたころ、帰りを電車通勤にする方法に変えたのです。



出勤は歩いて、帰りは電車や自転車に乗る。この方法で5年間徒歩通勤を続けることができました。
朝ごはんは会社で食べる
この記事を見る方の中には、ダイエットを意識した徒歩通勤を考える方もいるかもしれません。
そこで少しでも効果を出すために、おススメなのが朝食を会社で食べるようにすることです。
朝食を会社にすれば、徒歩通勤時は空腹状態で歩くことになるので、多くの脂肪燃焼が期待できます。



僕は60分の徒歩通勤後に会社朝食を食べ、半年で6キロ痩せました。
ちなみに食べていた朝食は手作りのおにぎりです。
徒歩通勤を可能にする方法
ここまでメリットを聞いて、徒歩通勤を実際にやってみたいとなった方もいるでしょう。
では徒歩通勤はどうすれば出来るのでしょうか?やり方は3つです。
- 現在の職場までの距離を計算する
- 職場を変える
- 家を変える
まずは現在の職場まで、歩いていくとどれくらいの時間がかかるのか考えてみましょう。
以外に1時間くらいなら、僕と同じく、朝は徒歩で帰りは電車とすることで実現する可能性も充分あります。
次に現在の職場が歩けば1時間以上の場合は、職場を変えるか、住むところを変えるしか徒歩通勤を実現する方法はありません。
現在の職場を変えたくない方は、家を引っ越すことで徒歩通勤が実現です。
好きな職場に、徒歩通勤で気分を上げていけることは、すごい幸せな事ですね。
まとめ:徒歩通勤はメリットの多い通勤方法
今回の記事では僕の徒歩通勤の体験をベースに紹介してきました。



僕も電車、車、自転車、徒歩通勤と経験してきましたが、間違いなく徒歩通勤が一番良いです。
歩くのが苦ではない方は本当におすすめです。
※歩くこと自体が苦手な人には、逆にストレスとなる可能性が高いので辞めておきましょう。
現在は仕事の都合で自転車通勤しかできませんが、
もし次に転職をするなら家から30分くらいで徒歩通勤可能な会社に限定し転職活動をおこないたいと考えます。
この記事をこれから転職を考えている方が見てくれているのであれば、
僕の1時間40分の過酷な通勤経験は下記の記事で書いています。
通勤は毎日毎日必ずやってくる日常の行動です。この行動を少しでも良い方向に、メリットのあるものにしていくことで、
仕事ライフも充実していくでしょう。
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